アイジー工業株式会社

技術力の高さと人柄に惹かれ、
山形発の「ものづくり企業」にIターン
アイジー工業株式会社(東根市)

金属サイディングのリーディングカンパニーとして進化し続けるアイジー工業株式会社。 入社2年目の鈴木陽平さんは寒河江工場品質管理チームの一員として、物性評価をメインとする業務に取り組んでいます。栃木県出身でIターンした鈴木さんに仕事に対するやりがいや山形の良さについてお聞きしました。

鈴木陽平さん

鈴木陽平さんのプロフィール

 

栃木県出身

山形大学工学部
(電気電子工学科)卒業

山形大学大学院
(理工学研究科電気電子工学専攻)卒業

アイジー工業株式会社入社
1991年生まれ。栃木県出身
山形大学大学院理工学研究科を卒業後、2016年アイジー工業㈱に総合職として入社。
入社後は製造部の生産技術チームに所属し、検査・梱包等の業務に携わり、2017年7月から品質管理チームに配属される。
趣味はスポーツ。学生時代はバスケ、サッカーを、現在は社内のバドミントン部に所属している。

Iターンのきっかけを教えてください。

小さい時からモノをつくることが好きで、いずれは建築士か大工になりたいと思っていましたが、高校に入ってからは物理や電気の科目に興味を持つようになりました。
大学進学を考えていた時、担当の先生の「これからは電気系を学んだほうがいい」というアドバイスで山形大学工学部に進んだことが山形との出会いです。

なぜ山形で就職しようと思ったのですか?

卒業後は一般企業に就職しようと思っていました。一人っ子なので栃木県に戻る選択肢もあったのですが、両親からは「帰ってこい」と言われたこともなく、常に私の考えを尊重してくれています。私自身、腰を据えて仕事と向き合っていきたいと考えていたので、転勤で全国を回るような仕事ではなく、学生時代に住み慣れた山形で就職するのもいいかなと思ったんです。

アイジー工業を選んだ理由は?

会社のことは、山形県内の企業を調べていたときに就職情報サイトで知りました。もともと建築に興味があったのと、金属板と断熱材が一体化された外壁材である金属サイディングの”生みの親”で現在も全国で高いシェアを持つ企業が山形にあることに驚き、入社したいと思いました。採用が総合職なので様々な分野の業務に関わることができ、自分の幅が広がるということと、これまで学んできた電気の知識も生かせる点が選んだ決め手です。

山形で働いてよかったと思う点は?

大学時代も思っていたのですが、山形の人たちは温かい人が多いです。県民性でしょうか。方言に苦労することもありますけど。(笑)さくらんぼ、ラ・フランス、ラーメン、蕎麦など食べ物がおいしいところも魅力ですね。

 

現在の仕事内容を教えてください。

寒河江工場では、住宅や社屋、公共施設などに使われる外壁材「金属サイディング」をメインに製造しています。
現在、私が所属しているのは製造部・品質管理チームです。主に、物性評価の業務を行っています。具体的には、生産中の製品からサンプルを抜き出し、一定の高温・高湿環境下での促進試験や、圧力をかけて製品・形状に異常がないかなどを検査しています。納品後に不具合が発生しないようにするために、少しも気を抜くことが許されません。
またその他にも、研究開発部を中心に製品開発を行う際のテストで意見を出し合ったり、生産時に設備面で不具合があった場合の調整を行ったりなど、品質管理と言っても業務内容は多岐にわたります。

製品から抜き出したサンプルを高温・高湿下におき、変形がないかを確認
製品から抜き出したサンプルを高温・高湿下におき、変形がないかを確認

この会社に入ってよかったと思うことは?

人間関係が良いところだと思います。休憩室にいても誰かしら話しかけてくれるような雰囲気の職場なので、上司や先輩たちとの距離感をあまり感じたことがありません。疑問に思ったことは気兼ねなく先輩に聞くことができるし、それに対して丁寧に対応してくれますから。当社の金属サイディングは「寒い地域の住まいを温かくして、健康で快適に暮らせるように」という創業者の思いから誕生したもの。そうした精神を受け継いで仕事をしている社員が多いところも魅力だと思います。
また、個人的に嬉しかったのは、建築系の仕事に進んだ友人たちに就職したことを伝えたときに、「アイジー工業の製品、この前使ったよ。営業の人も良い感じだった」と言ってもらえたことですね。

少しの歪みも許されない
少しの歪みも許されない
影響を受けた人は?

仕事をするうえでの心構えなどを指導してくれた大学院時代の恩師2人。ひとりは問題の解決におけるアプローチやスケジュール管理を一から教えてくださいました。段取りを組んで仕事にあたらなければならないという基本的な教えが、今、とても役に立っています。日々たくさんの種類の品質検査をしていかなければならないので、スケジューリングの大切さも痛感していますが、これらも学生時代に学ぶことができたので本当に良かったです。
もうひとりの先生からは「3日、3か月、3年を大事に」と教えられましたね。人は第一印象で決まる、3日は死に物狂いで働け、3日経って大丈夫だったら次は3か月、その次は3年…というように「3区切り」で頑張りなさいと教えられた言葉を忘れないようにしています。


今後の目標を教えてください。

今は少しでもステップアップをしていきたいので、まずは目の前の仕事をしっかりやっていくことが目標。仕事に慣れて周りが見えるようになってきたら、ライン全体の設備や機械に改善点がないかどうかに目を向けていけるようになれればと思います。まだまだ個人的な夢ですが、ゆくゆくは自分の提案した製品が街の中で目にするようになれたら嬉しいです。また、暖かい西日本地域ではなかなか浸透しにくいところもあるので、全国で使ってもらえる製品も開発できたらいいですね。

山形へU・Iターンを考えている方へメッセージをお願いします。

どうしても就活の時は興味のある分野にだけ関心が行ってしまうことがあります。でも、少しでも「どんな会社だろう?」「おもしろそうだな」と感じた企業には時間とお金が許す限り、積極的に会社見学会や説明会に参加し、納得したうえで決めたほうがいいと思います。見学会では社員の方達と触れ合えるので会社の雰囲気が実感できます。それまで、その企業に持っていたイメージが変わるかもしれません。その中の一社として当社にも興味をもっていただけたら嬉しいですね。

忙しい合間を縫って、笑顔で質問に答えてくれた鈴木さん。山形から全国に向けて発信しているものづくり企業を支える若者の一人として頼もしく感じました。

鈴木さん

(2017/12/7取材)


アイジー工業株式会社

アイジー工業株式会社

代表者:代表取締役社長: 若尾 直
創立:1970年4月
従業員数:337名(2017年4月1日現在)
事業内容:主に建築用断熱外壁材(金属サイディング・金属サンドイッチパネル)及び金属屋根材の研究開発、製造、販売
所在地:山形県東根市蟹沢上縄目1816-12
TEL:0237-43-1830
FAX:0237-41-1830
URL:https://www.igkogyo.co.jp/

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