テクマン工業株式会社

ものづくりの製造ラインを支える
3D_CADを駆使した設計・開発の確かな技術力
テクマン工業株式会社(鶴岡市)

テクマン工業株式会社は、プラスチックペレット色彩選別機、小型プレス機、小型射出成形機など、プラスチック製品を製造するために必要な機器の設計・開発と、各種生産設備(FA)などを設計・開発している会社です。今回は、生産設備設計で3D設計を担当している菅原千聖さんと、主にプラスチックペレット色彩選別機の制御プログラミングを担当している南葉あゆみさんにお話を伺いました。

菅原 千聖さん

菅原 千聖(スガワラチサト)さん
鶴岡市出身。CADに興味があり、派遣社員として平成28年に入社。その1年後に正社員となり、CADオペレーターとして図面のトレース作業などを行う。勤続7年。現在は第3子の子育てのため育児休業中。

南葉 あゆみさん

南葉 あゆみ(ナンバアユミ)さん
鶴岡市出身。工業高校を卒業後、山形県立産業技術短期大学校庄内校を経てテクマン工業株式会社に入社。勤続14年。主にプラスチックペレット色彩選別機のソフトウェアの設計を担当する。2児の母。

技術を生かし、習得できる環境だから続けられる

入社から現在までを教えてください。

テクマン工業株式会社
プラスチックペレット色彩選別機
菅原
私は入社する前に、派遣社員として1年間働いています。テクマン工業株式会社を選んだのは、CADを使う仕事に興味があったからです。もともとCADの経験があったわけではなく、やってみたいという気持ちだけで飛び込んで、勤め始めてから学びました。
当社では自社製品の開発に加え、プラスチック製品を加工している企業様の工場設備の開発も担っています。私はCADオペレーターとして、そうした取引先企業様からご依頼いただいた図面のトレース作業を主に行っています。
現在は、3人目を出産して育児休業中です。部署内は男性が多いですが、みんな理解があるため、産休育休が取りやすい環境で助かっています。
南葉
私は元々ものづくりや製品ができるまでの工程が好きで、工業高校、産業技術短期大学校とずっとものづくりの道を歩んできました。大学校では、画像処理のほか電気関係や機械操作なども学び、就職活動では学んだことを生かせる企業を探し、テクマン工業株式会社に入社しました。
当社は、機器開発の企画提案設計を行い、部品を手配して、組み立てなどは協力工場にアウトソーシングしています。私は、プラスチック製品を製造する際に、材料となるペレットを色や形で分けるための機械であるプラスチックペレット色彩選別機などのソフトウェアの設計や、開発に携わっています。14年間同じ部署で技術を磨いています。

より使いやすい製品になるように、やりがいは「良くなった」の声

大変な事、やりがいに思うことを教えてください。

菅原
CADオペレーターは、複数枚の図面を修正・作成し、それをひとつの製品として図面上でパズルのように組み立てます。その図面がずれなく綺麗に組みあがった時は、達成感があります。図面にずれがなければ、実際の製品にするときも原則としてずれは生じません。とても大事な仕事です。
大変だなと感じるのは、納期が近づいてきたときですね。私たちテクマン工業としてのスケジュールもあれば取引先のスケジュールもあるので、何とか自分を奮い立たせて、一人で解決できない時は上司に相談しつつ、作業を行っています。
南葉
機器の設計・開発では、製品を使ってくれるお客さんの使いやすさや、どういった機能が欲しいかなどを考えながら設計しています。そうしてできたものを納品して、お客さんから「良くなった」「使いやすくなった」というお声を聞くと、とても嬉しいです。もちろん、設計・開発は、一から製品を考えることもあり、生みの苦しみもあります。ですが、その分自分で設計したものを喜んでもらえると、次のやりがいに繋がります。
私の所属するチームには5名のスタッフがいるため、分からない事やどうしてもできないことがあれば、周りに相談したり、協力してもらったりして進めています。不具合を出すことがないよう細心の注意を払いながら作業を行い、時には自分以外の人に触れてもらって確認し合いながら、みんなで「いいものを作ろう」と向かっていけるのは楽しいですね。
テクマン工業株式会社
菅原さん
テクマン工業株式会社
南葉さん

創業50年 子育てに理解がある話しやすい職場

テクマン工業の魅力を教えてください。

菅原
50年続いている企業というのが、私はすごいと思っています。これからも、自分自身も会社も、成長していける企業だと思います。
それから、子育てもしやすいです。子どもが小さいと熱を出したり学校行事があったりということがありますが、そういう時に休みが取りやすいです。急な早退でも快く送り出してくれる会社は、実際の所少ないと感じるので、本当にありがたいですね。
南葉
私も子育て面ですね。5歳と3歳の子どもがいるので、熱を出したら迎えに行かなければいけないのですが、部署のみんなが子育てに理解があるので助かっています。
それから、男女問わず、みんなが話しやすい雰囲気があるというのも魅力です。当社では、社内交流として春の花見、夏のビアガーデン、冬の忘年会があります。業務上はあまり接点のない部署の人でも、交流の場で話をしたことがある人なら、業務でも話しやすくなると感じています。

後輩育成に力を入れて、自分もスキルアップする

今後の目標はありますか。

菅原
多くの社員が自社製品を主に扱っているのに対して、私は取引先企業様から依頼を受けてするものが多いため、自分の業務を一緒にできる人が多くありません。そのため、いずれは同じ業務を一緒にしてくれる人を育成してみたいなという気持ちがあります。そうすることによって、互いに高め合うことができ、自分の仕事意識の向上や、スキルアップにもつながるのではないかと思います。それが、現在の私の目標です。
南葉
今後の目標は、スケジュール管理をもっとしっかりできるようになることです。納期を遅らせることがないようにスケジュールを組み、そのスケジュールに沿うのではなく前倒しで進めていけるよう意識して管理していきたいです。
また、今年入社した新人への教育も行っています。教える際には、分からない人目線で伝えられるよう気を配り、育てていきたいと思います。

ものづくりに興味のある女性にメッセージをお願いします。

南葉
ものづくり業界でも男女問わず働けるところは、増えてきていると思います。男の人が多いイメージがあると思いますが、ものづくりが楽しい、好きだという人は、是非それをぶち破ってでもやってみてほしいと思います。
菅原
私は一から作り上げるものに携わる機会はあまりないのですが、だからこそ携わっている方達を見てきて、生みの苦しみややりがいを含め、南葉さんのように男女関係なく活躍できる環境はあるのかなと思います。一から何かを作ってみたいという方は向いているのではないでしょうか。
(2023/9/25 取材)

テクマン工業株式会社

企業からのメッセージ

テクマン工業株式会社

当社は3人のエンジニアでスタートしました。
当時、縁の下の力持ち的存在だったエンジニア職が、もっと力を発揮できる会社を創ることを目標とし、昭和48年に創業。「技術で社会に貢献する」を志に掲げ、奮闘している毎日です。
当社の製品は、大量に作る量産品ではありませんので、世の中にないものを作る楽しさがあり、製品は国内外で活躍しています。
是非、私たちと一緒に「ものづくり」にチャレンジしてみませんか。

社員数
代表者:代表取締役 牧原 邦松
所在地:鶴岡市下清水字内田元74-17
TEL:0235-23-0007
URL:https://tecman-kk.com
インターンシップ、企業見学の受入:可

前のページは
次のページは
世界にはばたくメイドイン山形  山形を選んだUターン・Iターンの先輩たち  ヤマガタの未来を切り開く女性たち  山形の達人  プロフェッショナルへの道