ケーイービー・ジャパン株式会社(新庄市)生産管理課 加藤玲さん、資材課 伊藤一恵さん

各種自動機器の動きを制御する電磁クラッチ・ブレーキを中心に、減速機・モーター駆動ユニット、インバータ等の製造販売を手がけているケーイービー・ジャパン株式会社。生産拠点となる新庄工場で、生産管理と資材の業務に携わる加藤さんと伊藤さんにお話をお聞きしました。

女性に配慮した環境とパート社員から正社員への登用で、女性社員の働く意欲を引き出す。

 

 職場環境も労働条件も、子育て世代の女性にやさしい会社

──入社のきっかけを教えてください。

(加藤)仕事と家事の両立と、自分のこれからを見つめ直す時期と思い転職を考えていたところ、たまたまこの会社の募集を見つけました。どんな会社なのか調べたところ、ドイツに親会社があり、海外との取引も多いということで興味を持ったんです。始業時間が8時50分と比較的遅いのも、主婦としてはありがたかった。女性が多く働いているのも安心感がありました。実際入社したら、とても働きやすいと感じました。みんな優しくて、まじめで、重い物の運搬は男性の方が担当したり、仕事を手伝ってくれます。今はパート社員ですが、一定期間の経過をもって正社員への登用も選択できると聞いているので、がんばろうと思っています。

03kebjapan-01
生産管理課の加藤玲さんは入社1年目
03kebjapan-02
入社11年目の伊藤一恵さんは資材課に所属

(伊藤)前職は、トラックの運転手をしていました。主人も同じく運転手で、子どもが生まれてからは、何かあった時すぐに預けているところへ迎えに行けないのが大変でした。私も就業時間が8時50分~17時40分という点と、土・日、祝日が休みという点に魅力を感じました。急な残業もないですし、子どもが熱を出して、急に休まなければならない時も、調整ができるのでありがたいです。女性社員はみんな結婚していて、子育て中の方も多いので、休みや早退をしやすいのは、恵まれているなと感じますね。私もパート社員から正社員になったのですが、育休や産休も正社員と同じですし、パート社員の就労環境はとてもいいと思います。

 

仕事をフォローし、声をかけてくれる先輩たち

──現在、どんな仕事をしていますか。

(加藤)生産管理課で、部品の入出庫を担当しています。製品をつくるために必要な部品を、必要な分だけ棚から取り出し、各工程へ支給する仕事です。足りなくなれば発注し、製作伝票の発行と完了処理なども行います。重い部品を運んだり、棚に上げたりする時は、たまにきついなと感じますが、ハンドリフターという機械を使ったり、なるべく分けて運んだり工夫しています。時には男性や他の先輩に手伝ってもらったりしますが、みなさん協力的です。社員の方はみなさん明るくて元気、仕事もテキパキしていて早い。まだ入社して1年しか経っていないので、ミスして落ち込んだりもしますが、心配して声をかけてくれる人が多く、気遣いのできる方たちだなと思いました。

 

03kebjapan-03
ハンドリフターを操作し、部品を取り出す加藤さん
03kebjapan-04
荷物の確認を終え、製品を生産管理課へ運ぶ伊藤さん
03kebjapan-05
製造現場でも多くの女性が勤務
03kebjapan-06
ケーイービー・ジャパンの主力製品である電磁クラッチ・ブレーキ

 

(伊藤)私は資材課で、荷物のチェックと個数の確認を主に担当しています。チェックした荷物を、生産管理の加藤さんのところへ運びます。海外からもさまざまな荷物が届きますし、慣れるまではポカミスもいっぱいしました(笑)。

(加藤)伊藤さんは一人でシャキシャキ働いて、バンバン仕事をしている感じでかっこいいです。

(伊藤)それぞれが独立した作業をしているので、みんな自分の仕事に責任をもっています。入社して11年ぐらい経ちますが、昔から女性社員は多かったですね。勤続年数に関係なく、年上の方はみんな人生の先輩なので、子育ての相談もいろいろ聞いてもらうことがあります。突然の休みや早退でも、周りがフォローしてくれるので頼もしい。

──大事にしていること、モットーについて。

(伊藤)入ってきた荷物の間違いを見逃さないこと。自分で止めないと、ずっとそのまま行ってしまうので。
(加藤)お互い気分よく働けるようにあいさつをしっかりすること。「ありがとうございます」「お願いします」という言葉がけを大切にしたいです。

きちんとした仕事をするには、時には息抜きも必要

──今後の目標を教えてください。

(伊藤)できるだけミスをなくす。うっかりミスをしないように、これからも気を引き締めて仕事にとりかかりたいです。
(加藤)まずは、仕事をミスなく完璧にこなせるようになること。夢は英語が話せるように、少なくとも相手が話していることが理解できるようになりたいです。会社でも海外とのやりとりがあるので、社内の人が、電話で英語やドイツ語で話しているのを聞くとかっこいいな、と思います。いつかそんな風になりたいです。

 

03kebjapan-07
職場の同僚と打ち合わせ。表面処理加工を発注する準備も伊藤さんが担当
03kebjapan-08
ピッキングリストに基づき、棚から部品を取り出す

 

──ものづくり産業を目指す女性にメッセージをお願いします。

(伊藤)女性は、結婚したり、子どもができたりすると、どうしても周りに気を遣うことが多いですが、がんばっていればみんな協力してくれます。一人で考え込まないで、周りに相談して欲しいです。
(加藤)仕事を続ける上で最も大切なことは、心と体の健康だと思います。がんばりすぎず、たまには仕事のことを忘れ、リフレッシュすることも必要。そうやって元気を蓄えれば、また仕事をバリバリできると思うので。

 

「勤務状況や職場との相性を見ながら、5年を目処に正社員の登用を行っています」と鈴木工場長。出勤時間、福利厚生、社員同士のフォローなど、さまざまな面でのサポートは、結婚してからも正社員としてしっかり働きたいと願う女性を強く引きつけているようです。

03kebjapan-10社員の家庭環境やスキル、性格なども把握し、よりよい職場環境づくりに努める、鈴木生洋工場長

03kebjapan-09

 

プロフィール

加藤 玲(かとう れい)さん
秋田県横手市出身。新庄市在住。2013年入社。高校生、中学生のお子さんとご主人、義父母の6人家族。「お昼時間は、先輩たちから漬物の作り方を教わったりします」。

 

伊藤 一恵(いとう かずえ)さん
新庄市出身。2003年入社。前職はトラックの運転手。ご主人もトラックの運転手で、現在単身赴任中。3人の子どもを育てながら、資材担当の中心となり活躍。

 

 (2014/12/15取材)
 

ケーイービー・ジャパン株式会社
代表者:代表取締役 吉田 仁
所在地:本社/東京都港区高輪2-15-16
    新庄工場/山形県新庄市大字福田字福田山711-103
TEL:0233-29-2800
URL:http://www.keb.jp/
産業分類:電気機械器具製造業
事業内容:電磁クラッチ・ブレーキ、及びそのユニット、インバータ・サーボシステム、減速機つきモータ、及びその付帯装置の製造、メンテナンス

インターンシップ、企業見学の受入:可(応相談)

ケーイービー・ジャパン株式会社
     
 

社員数
42人

 正社員(人)正社員以外(人)合計
男性29029
女性10313


(社員に占める女性の割合)
男女比円グラフ

 
 

企業からのメッセージ

ケーイービー・ジャパン株式会社は、パワートランスミッション・テクノロジー分野において、優れた製品、技術を提供します。弊社は、会社の存続発展、目標に沿った投資と利益の確保、顧客満足をもって企業理念の原点とします。女性社員も多く、女性のライフスタイルを理解し、長く活躍できる労働環境を整備することで、スキルアップを通じ自分の仕事へのやりがいを感じ活躍できるように努めています。正社員登用制度があり、パート社員も正社員とほぼ同等の待遇です。協調性を持ち、明るく元気で活発な女性をお待ちしています。